今回は計画と実行プロセス群が存在する知識エリアの覚え方を紹介します。
スポンサーリンク
[表:10の知識エリアと47のプロセス群] |
||
> 第2回で、計画プロセス群は24個もあって全プロセスの半分以上を占める、計画プロセス群を制する者はPMBOKを制するって言ったよな。 |
||
< まぁ言ったことにしといてやるよ。 |
||
> そう、計画プロセス群の数は多いだけでなく、10全ての知識エリアに最低1個のプロセスを持っている。 そして、ざっくり言うと、知識エリアの名称と同じ名称のおしりに”計画”を付けたプロセス名が存在する、なのでこれらは個別に覚える必要がないのじゃ。 |
||
「計画プロセスは全てのエリアに知識エリアのとほぼ同じ名称+”計画”のプロセス名が存在するぅぅ」 ズキュゥゥゥウウウン!(効果音) |
知識エリア | プロセス名(知識エリア名とほぼ同じ名称+”計画”のプロセス名が存在する) |
統合マネジメント | プロジェクマネジメント計画書作成 (知識エリアの名称と全く同じではないが、統合マネジメントは全体を包括するエリアという観点でプロジェクトマネジメント計画書作成というプロセス名は容易に想像できる) |
スコープ | スコープマネジメント計画 |
タイム | スケジュールマネジメント計画 (名称が全く同じではないが、タイムとはスケジュールのこと) |
コスト | コストマネジメント計画 |
品質 | 品質マネジメント計画 |
人的資源 | 人的資源マネジメント計画 |
コミュニケーション | コミュニケーションマネジメント計画 |
リスク | リスクマネジメント計画 |
調達 | 調達マネジメント計画 |
ステークホルダー | ステークホルダーマネジメント計画 |
> そうなると、上表以外の計画プロセスを個別に覚えればよいということになる。 では、個別に覚えるプロセスはどの知識エリアに存在するか?つまりどの知識エリアが複数のプロセスを持つのか。 じゃが、これはなかなか覚えられない。 そこで覚え方はこうじゃ! |
計画プロセスが複数ある知識エリアの覚え方 |
「計画ばかりしているのは酢タコとリス」 |
計画プロセスを2個以上持つ知識エリア | 2個目以降のプロセス |
酢(スケジュール) | 要求事項収集、スコープ定義、WBS作成 |
タ(タイム) | アクティビティ定義、、、、 |
コ(コスト) | コスト見積、予算設定 |
リス(リスク) | リスク特定、定性的、、、、 |
酢タコは10の知識エリアの覚え方でも出てきたから覚えやすいじゃろ | ||
< え? あ、まぁ、はい |
||
> そしてこの酢タコは実行プロセスの覚え方にも出てくる。 |
|
> よく見てみるのじゃ、実行プロセスが無い知識エリアはスケジュール、タイム、コスト、リスクじゃ。 だからこう覚えるのじゃ。 |
実行プロセスが全くない知識エリアの覚え方 |
「実行力がないのは酢タコとリス」 |
これを”計画プロセスが複数ある知識エリアの覚え方”と合わせると、
計画プロセスが複数あり かつ実行プロセスが全くない 知識エリアの覚え方 |
「計画ばかりしていて、 実行力がないのは酢タコとリス」 |
酢 | スケジュールマネジメント |
タ | タイムマネジメント |
コ | コストマネジメント |
リス | リスクマネジメント |
< けどプロセス名は個別に 気合で覚えろってことっすかぁ? |
||
> ようやく分かったかこのくそガキがぁ。 ゴロが多すぎるとゴロを覚えること自体が大変になる。適度の量のゴロが良いのじゃ。全体像をつかむことが大事なのじゃぁぁぁ。 |
||
< あまり調子こいてると 牢屋にぶち込むぞ、クソがぁ |