FX投資を全集中の呼吸・常中で行います。つまり寝ている時にも全集中を行わなければならない短期視点の投資法です。
日本は日のイズル国。日の呼吸、すなわち始まりの呼吸!
先進国の中ではマーケットがいち早く開きます。
しかし、どうでしょう。FXをある程度経験した事がある方なら賛同いただけるかもしれませんが、為替の価格変動が激しい時間帯は夕方から深夜にかかるくらいが多いと思いませんか?
これは世界のマーケットの先駆けとなる国々、EU(イギリス含む)の時差がー8~9時間(向こうの朝9時が日本の17~18時)や、アメリカ・カナダ(東側)の時差がー14時間(向こうの朝9時が日本の23時)、があること。これが大きな要因だと思われます。日経WBSのニュース(23時頃~)を観ていると為替変動が激しい時がありますよね。
ということで、まさにこのブログを書いているタイミング(2020/12/22)でマネックス証券にログインして米国ドルの5分足を見てみました(下図)
日本時間の21時頃から大きくうねり始めていますね。今まさにこの時間帯でこの先どうなるかは分からないのですが、この変化に注目します。
21時以降の変動を見ると直前で下がって、上がってます。この傾きに乗っかります。
ここの傾きが上がっていれば、買い、下がっていれば売りです。
ただし、アメリカ時間の日中にファンダメンタルズの結果によって流れが全く変わることもありますが、ファンダメンタルズの結果が良いのか悪いのか判別するのは難しかったりします(えーこのニュースはポジティブ要素だと思っていたのに織り込み済みで下がるの?とか空気読むのが難しい)。そこで敢えて深く考えず、上記のように割り切って、21時~22時の傾きで単純に判断するのも1つの手です。(翌日追記:12/23の日本の朝6時に結果を確認してみたら朝方にかけ103.60 – 103.70近辺まで上昇していました)
ちなみに前日の2020/12/21の21時前後のチャートは下図です。
この日は下げでしたね。22時頃にそれまでの傾きを見て、仮に103.65売りで入ってたとしたら眠っている間も全集中の呼吸・常中で日本の朝方に103.30で買いぬけて35銭のマージンを取ることができました。仮に10,000通貨単位の売り建玉としたら、3,500円の儲けですね。値動きがおとなしい時期では50,000通貨単位くらい建玉を持てば、35銭の動きで17,500円となります。睡眠中の全集中の呼吸・常中で得られる日当としては良い感じではないでしょうか。
ということで、前回の1.ロングスワップ活用法と比べるとリスク高めではありますが、短期的な視点での手法について解説しました。短期的な視点ほど何が起こるか分からないので(例えば日中に大統領選挙の行方が180度変わる等)、あくまでも参考ということで、投資は自己責任でお願いします!