ため息はハラスメント? 協会見解

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Seta Mamikoさん❣

ため息はハラスメント? 協会見解
についておしえてください

ため息は、周囲の空気を悪くする「フキハラ」になることがあるかどうか気になりますね。日本ハラスメント協会の見解によれば、ため息は一度つく程度ではハラスメントにはならないとされています。しかし、無意識ながら何度も繰り返したり、険しい顔や舌打ちなどと重なった場合、相手に精神的な苦痛を与える「不機嫌ハラスメント」(フキハラ)に該当する可能性があるとされています。職場で不機嫌が周囲に伝わると、空気が悪くなり、意思疎通が滞ることで生産性が落ちるだけでなく、深刻な影響につながるリスクもあるようです。村嵜要代表理事は「集中していれば怖い顔になりがちで、誰もが加害者になると気を付けた方がいいですね」と忠告しています。フキハラは国による定義や法規制はないものの、相談は増えているとのことです。
一方で、産業医・精神科医の井上智介医師は「ため息は、体を整えようとする防衛反応で、ため込むのは良くない」と指摘しています。ため息は、ストレスや緊張で呼吸が浅く早くなり、酸欠状態の体を緩めようと無意識に出る呼吸でもあります。ただし、何度も出る場合、うつなどの病気が隠されていることもあるとのことです。井上医師は、ため息を出す際には音を立てないよう心がけるなどTPOに合わせる工夫が必要だとアドバイスしています。また、ストレスの原因を取り除くことが一番の対策ですが、意識的に長く行う深呼吸の方が「よりストレスの発散効果は高い」といい、井上医師は「6秒程度、ゆっくり息を吐くことに集中する。リラクセーションのようで周囲に不快感を与えにくい」と提案しています。ため息は「幸せが逃げる」と言われるように、ネガティブなイメージが強いですが、安堵した時やきれいな景色を見た際にも漏れるなど、本来はポジティブな側面もあるとのことです。
ため息が多い場合、相手を気遣う受け止め方をすることで、コミュニケーションを円滑にすることができるかもしれませんね。 どうぞお気をつけください。

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