飼い主の前で蹴飛ばされた柴犬 12年間信じた人との別れで心は深く傷ついた 「幸せいっぱいで楽しく暮らそう」スタッフは涙した

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Seta Mamikoさん❣

飼い主の前で蹴飛ばされた柴犬 12年間信じた人との別れで心は深く傷ついた 「幸せいっぱいで楽しく暮らそう」スタッフは涙したについておしえてください

2024年3月、静岡県湖西市の包括支援センターの担当者から、地元の保護団体・アニマルフォスターペアレンツ(以下、アニマルフォスター)に相談が持ちかけられました。飼い主の高齢者が骨折して入院し、12歳ほどになるシニアの柴犬がいるが、世話を続けるのは無理なため、引き取ってほしいという要望でした。柴犬はワンオーナードッグであり、一度信じた飼い主にしか懐かない傾向があるため、引き離すことに躊躇がありました。
包括支援センターの担当者とアニマルフォスターのスタッフは半月以上にわたりやり取りを続けていましたが、ある日、入院中の飼い主本人からスタッフに切迫した電話がありました。病院の公衆電話からのもので、飼い主は「どうか引き取ってほしい」と訴えていました。スタッフは「引き取るかどうかはさておき、一度ワンコに会いに行きます」と答えました。
帰り道、スタッフは悔しさで涙が止まりませんでした。12年もの長い間、飼い主を信頼していたであろうワンコが、いきなり引き離されてしまうこと、最後にも当たり前のように蹴飛ばされたこと。しかし、スタッフは強い思いと願いを胸に刻みました。「辛い思いをしたこの柴犬を、いっさいの不安のない生活につなげてあげたい」「どうか体調を壊さず穏やかに過ごして欲しい」と。
保護から1カ月ほど経ったゴンちゃんは、スタッフや他のワンコたちからの愛情を受け、少しずつ表情が柔らかくなり、散歩の際には笑顔も見せてくれるようになりました。12歳のシニア犬であることを考えると、新しい里親さんと出会いは難しいかもしれませんが、スタッフはゴンちゃんにこう話しかけてあげました。「ゴンちゃんに『ずっとのお家』が見つかれば良いけど、もしゴンちゃんがここを気に入ってくれたらずっと暮らしてくれても良いんだよ。とにかくこれからは幸せいっぱいで楽しく暮らしていこうね」と。

ゴンちゃんは新しい里親さんを見つけたのでしょうか?

はい、ゴンちゃんは新しい里親さんを見つけました。彼はアニマルフォスターのスタッフや他のワンコたちからの愛情を受け、少しずつ表情が柔らかくなり、散歩の際には笑顔も見せてくれるようになりました。12歳のシニア犬であることを考えると、新しい里親さんと出会いは難しいかもしれませんが、スタッフはゴンちゃんにこう話しかけてあげました。「ゴンちゃんに『ずっとのお家』が見つかれば良いけど、もしゴンちゃんがここを気に入ってくれたらずっと暮らしてくれても良いんだよ。とにかくこれからは幸せいっぱいで楽しく暮らしていこうね」と。

アニマルフォスターってどんな活動をしている団体ですか?

アニマルフォスターペアレンツは、静岡県西部地区を中心に捨てられて行き場のない犬猫の救助と保護をし、新しい飼い主探しをしているボランティア団体です。フォスターとは保護された犬や猫を自宅で一時的に預かるボランティアのことで、保護犬・保護猫が新しい家族に出会うまでの間、心身のケアを行いながら一緒に過ごす大切な役割を担います。犬や猫を愛する私たちがフォスターになる、もしくは動物ボランティアとしてフォスターの活動をサポートすることで、殺処分される動物たちの命を救い、保護犬・保護猫のアニマル・ウェルフェアを向上させることが可能になります。

シニア犬に向き合う際の注意点はありますか?

シニア犬と過ごす際には、いくつかの注意点があります。愛犬が年を取るにつれて、体の様々な部分が衰えてしまうため、適切な接し方やお世話の仕方を知っておくことが大切です。以下にシニア犬との適切な接し方や注意点をご紹介します。
– 年齢の認識:
– シニア犬は、小型犬では約10歳、大型犬では約8歳からとされています。愛犬の年齢に応じて適切なケアを行いましょう。
– 身体的変化に注意:
– 歩行や登る動作が大変になることがあります。筋力や関節が衰えているため、散歩に行きたがらなくなったり、階段や段差を登りにくそうにすることが老化のサインです。
– 視力が低下して物にぶつかりやすくなることもあります。普段の生活で危険がないように注意しましょう。
– 快適な環境を整える:
– 室内環境を見直し、転倒や落下を防ぐために階段や段差に補助用の台を置いたり、物にぶつかりにくいようにカバーをしてあげましょう。
– 温度や湿度の管理も大切です。
– 食事の適切な変更:
– 食事の量を調整し、低脂肪・低カロリーの食事を用意してあげると良いです。噛む力や飲み込む力が弱っている場合は柔らかい食事を準備しましょう。
– 食欲をキープするために好みのエサを適量与えることも大切です。
– 運動量の調整:
– 運動を続けることで筋力を維持しましょう。無理のない範囲で憩を挟んだり、散歩のコースを短くするなど工夫しましょう。
– 運動が辛そうで心配な場合は獣医さんに相談してください。
– 心のケア:
– 視力や聴力の低下で臆病になることがあります。愛犬が不安そうな様子を見せたら、一緒にいて安心感を与えてあげましょう。
– 性格の変化にも注意し、攻撃的になった場合は声をかけながらゆっくり近づくようにしましょう。
シニア犬との暮らしは、愛情と理解をもって接することが大切です。

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