「青酸カリの酒でロシアンルーレットして死んでいって」大阪・北新地の飲食店元従業員の女逮捕 SNSに投稿「恨みを買った黒服のせい」についておしえてください
2024年5月30日、大阪府警はSNSで「青酸カリ入りの酒で死んでいって」などと大阪市北区の歓楽街において殺人を予告する内容を投稿し、警察の業務を妨害したとして、32歳の女性を逮捕しました。威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは、大阪市中央区に住む元飲食店勤務の藤村理沙容疑者（32）です。彼女は5月12日にSNSで大阪市北区の歓楽街・北新地の飲食店で、「明日から1人ずつ青酸カリ入りの酒でロシアンルーレットしてどうか理不尽に死んでいって」「すべては恨みを買ったあの黒服のせい。あの黒服と同じ場にいるお前らが悪い＃北新地」などと殺人を予告する内容を投稿し、警察の業務を妨害した疑いが持たれています。幸いにも、実際には青酸カリを持っていなかったとのことです。 調査に対し、藤村容疑者は容疑を認め、「勤務していた飲食店に不満があった」と話していると報じられています。
日本のSNSにおける犯罪予告事件は他にもありますか？
はい、日本においてSNSを悪用した犯罪予告事件は増加しています。特に匿名性の高い事件が目立っています。以下はいくつかの事例です。
– 刑法犯の増加:
– コロナ禍が明けて人の流れが戻るとともに、犯罪も増えてきました。SNSを悪用した匿名性の高い事件が増加しており、摘発を一層強化し、治安の悪化を食い止める必要があります。
– 昨年発生した刑法犯の件数は前年より17%増えて約70万件に上りました。ひったくりなどの街頭犯罪が大幅に増加したことが要因です。振り込め詐欺などの特殊詐欺も増加しています。
– 子どもを巻き込む事件:
– SNSがきっかけで子どもが犯罪に巻き込まれた事案も増加しています。特に小学生の被害が10年前の5倍近くに上り、児童ポルノ、児童買春、略取誘拐などのサイバー犯罪が深刻化しています。
– 2023年にはSNSがきっかけとなって事件に巻き込まれた18歳未満の子どもが1665人で、中高生が8割以上を占めています。被害にあった小学生も大幅に増加しており、139人に上りました。
– 座間市9人殺害事件:
– 2017年に発生した座間市9人殺害事件では、加害者がTwitterを利用して被害者と接触し、9名の犠牲者のうち5名が未成年でした。SNSを利用した事件が凶悪化していることが示されています。
これらの事件を防止するためには、容疑者の摘発やデジタル解析技術の活用が重要です。また、子どもを守るために教育や相談窓口の設置なども進められています。