Seta Mamikoさん❣
【厚生年金】おひとりさまの友人が来月「約40万円」支給されるそうです。夫婦でも月額約23万円なのに…そんなに稼いでいたのでしょうか？についておしえてください
友人が「年金は40万円支給されている」と言われた場合、おそらく厚生年金と国民年金の受給額を混同している可能性があります。標準的な夫婦世帯の年金の月額は約23万円であり、友人の受給額は異なる制度に基づいていることを理解しておくと良いでしょう。
厚生年金と国民年金は、日本の公的年金制度の2つの柱です。具体的な受給額は以下のように異なります。
– 国民年金（1階部分）:
– 原則、日本国内に住む20歳以上60歳未満の全員が加入義務があります。
– 保険料は一律で、納付した期間に応じて将来もらえる年金額が決まります。
– 2022年時点での国民年金の満額はおよそ月6万5000円（年間78万円）です。
– 厚生年金（2階部分）:
– 公務員やサラリーマンなどが加入します。
– 収入に応じた保険料を支払い、加入期間や納付額に応じて将来もらえる年金額が決まります。
– 平均年収400万円の会社員や公務員の場合、38年間勤務すれば厚生年金はおよそ月7万円（年間83万円）です。
友人が受け取っている40万円の年金は、おそらく厚生年金の受給額である可能性が高いです。老後の生活費を補完するために、さまざまな方法を考えてみることをお勧めします。もちろん、具体的な受給額は個々の状況により異なりますが、これらの情報を参考にしてください。
厚生年金と国民年金の違いは何ですか？
公的年金制度の中には、国民年金と厚生年金がありますが、その違いをよく知らないという方も少なくないでしょう。まずは、これらの制度の特徴と違いについてみていきましょう。
– 国民年金:
– 国民年金は、満20歳から満60歳までの日本に住んでいるすべての人が加入する年金制度です。基礎年金とも呼ばれ、年金制度の2階建ての1階部分に相当します。
– 国民年金の保険料は加入者が全額負担し、最低10年間分の保険料を支払うことで受給資格を得られる仕組みとなっています（老齢年金の場合）。
– 受給資格を得られる期間には、納付の免除期間も含まれます。受給年金は納付期間によって金額が異なり、最長40年分の納付実績があると、受け取れる老齢年金は約780,900円となります（令和3年度）。
– 厚生年金:
– 厚生年金は、会社員や公務員などが加入する年金制度で、パートやアルバイトの場合も一定額以上の収入があれば、厚生年金に加入することとなります。
– 受給資格期間（年金を受けるために必要な期間）を満たせば、国民年金の受給額に上乗せする形で厚生年金を受け取ることができ、年金制度の2階部分に相当します。
– 厚生年金の保険料は加入者と雇用主で折半し、保険料は給料から差し引いて事業者が納付する仕組みになっています。厚生年金の加入期間は最低1ヵ月で、保険料を支払えば受給資格を得られます。
このように、国民年金と厚生年金は加入者や受給資格、保険料や受給額などに大きな違いがあります。老後の生活費を補完するために、さまざまな方法を考えてみることをお勧めします。
厚生年金と国民年金の受給額を比較してみたいです。
もちろんです！厚生年金と国民年金の受給額を比較してみましょう。
– 国民年金:
– 国民年金は、日本に住んでいる20歳から60歳までのすべての国民が加入する年金制度です。
– 国民年金の受給額は、納付期間によって異なります。納付期間が長ければ長いほど満額の受取額に近づきます。
– 令和3年度の国民年金の平均月額は約5.6万円です。
– 厚生年金:
– 厚生年金は、会社員や公務員などが加入する年金制度で、国民年金に上乗せされて給付されます。
– 厚生年金の受給額は、報酬の額や加入期間に応じて変動します。
– 令和3年度の厚生年金と国民年金を合わせた平均月額は約14.5万円です。
以下に、年齢別の平均受給額を示します。
– 65歳～69歳: 厚生年金（国民年金を含む）約143,613円、国民年金約57,739円
– 70歳～74歳: 厚生年金（国民年金を含む）約144,357円、国民年金約57,127円
– 75歳～79歳: 厚生年金（国民年金を含む）約148,293円、国民年金約56,100円
– 80歳～84歳: 厚生年金（国民年金を含む）約157,500円、国民年金約56,607円
– 85歳～89歳: 厚生年金（国民年金を含む）約161,541円、国民年金約55,921円
老後の生活費を考慮する際に、これらの情報を参考にしてください。
私の場合、どちらが得か教えてください。
日本の公的年金制度において、国民年金と厚生年金のどちらが得かは、個々の状況により異なります。以下に、考慮すべきポイントをいくつか示します。
– 納付期間:
– 国民年金は最低10年分の保険料を納付することで受給資格を得られます。厚生年金も一定期間の加入が必要です。
– 納付期間が長いほど、将来の受給額が増える傾向があります。
– 収入レベル:
– 厚生年金は収入に応じた保険料を支払うため、高収入者ほど受給額が増えます。
– 国民年金は一律の保険料で、収入による差はありません。
– 加入資格:
– 国民年金は日本に住んでいるすべての人が加入義務があります。
– 厚生年金は会社員や公務員などが加入します。
– 老後の生活スタイル:
– 厚生年金は国民年金に上乗せされるため、両方を受け取ることで受給額が増えます。
– どちらか一方だけを選ぶ場合、自身の生活スタイルや予定する収入に合わせて選択することが重要です。
具体的な受給額は、納付実績や収入、加入期間などによって異なります。自身の状況をよく理解し、老後の生活費を計画する際には専門家のアドバイスを仰ぐことをお勧めします。