消費者庁によると、2023年7月以降、国際電話の番号などから携帯電話に電話をしてきて、実在しない会員サイトの未納料金があるとして支払いを請求されたという相談が、約3000件にのぼるとされています。このうち「NTT」などの名前をかたり、「支払わないと裁判になる」と説明され、支払ってしまったケースが220件あり、総額約2億7000万円の被害が出ているとのことです。消費者庁は、国際電話番号を使った架空請求に注意し、心当たりのない料金請求は無視するよう呼びかけています。
国際電話番号からの着信は無視するべきでしょうか？
国際電話番号からの着信は、特に心当たりのない場合は無視することをお勧めします。架空請求や詐欺の可能性があるため、電話に出る前に番号を確認し、不審な場合は無視するか、ブロックすることが賢明です。
詐欺電話から身を守る方法はありますか？
詐欺電話から身を守るためには、以下の方法が役立ちます：
– 番号の確認: 不明な番号からの着信は無視するか、番号を確認してから出るようにしましょう。特に国際電話番号は注意が必要です。
– 不審な電話を無視: 心当たりのない料金請求や急な支払い要求は無視してください。詐欺の可能性が高いです。
– ブロック: 不審な番号はスマートフォンのブロックリストに登録しておくと、再度着信しなくなります。
– 警察への相談: 詐欺行為を受けた場合は、警察に相談することを検討してください。
これらの対策を講じることで、詐欺電話から身を守ることができます。
架空請求に遭ったらどうすればいいですか？
架空請求に遭った場合、以下の対応をお勧めします：
– 冷静に対応: 脅迫的な言葉に動揺せず、冷静に対応しましょう。
– 詳細を確認: 請求内容や相手の詳細を確認します。書面で送られてきた場合は、内容をよく読みます。
– 相手に連絡しない: 架空請求者には連絡しないようにしましょう。詐欺の可能性が高いため、支払いを行わないでください。
– 警察に相談: 被害を受けた場合は、警察に相談することを検討してください。証拠を残すために通話記録やメールを保存しておくと良いです。
– 消費者センターに相談: 架空請求に遭った場合は、消費者センターに相談することも考慮してください。
これらの対応を講じることで、被害を最小限に抑えることができます。