Seta Mamikoさん❣
「2歳半までに虫歯菌に感染しなければ生涯虫歯にならない」？？ 番組に異論→日テレ「年齢の区切りが強調されすぎていた」についておしえてください
2024年5月28日放送の「カズレーザーと学ぶ。」（日本テレビ系）で紹介された子どもの虫歯に関する内容の説明が不十分だとして、SNSで指摘が相次いでいます。番組では歯学の専門家が「2歳半までに虫歯の原因菌（ミュータンスレンサ球菌）に感染しなければ生涯虫歯にならない」と説明しましたが、日本口腔衛生学会は、2歳半前よりも前に感染した事例があることや、ミュータンスレンサ球菌以外にも原因菌があることを指摘しています。日本テレビは、2歳半までに感染しないことは「至難の業」だと説明しましたが、「年齢の区切りが強調されすぎていたかもしれません」ともコメントしています。 ナレーションも改めて「口内細菌のバランスは2歳半前後に決まるため、そこまでに虫歯菌に感染しなければ、生涯一般的な虫歯にはならないと言われている」と案内していますが、虫歯菌（ミュータンスレンサ球菌）は1歳半から2歳半頃までの間に感染するとされています。ただし、口内にはさまざまな種類の菌が存在し、ミュータンス菌以外にもむし歯の原因となる菌があります。したがって、2歳半以降にも感染することがあるため、「2歳半までに感染しなければ生涯虫歯にならない」という説は誤りと考えられます。
日本テレビが誤った情報を伝えてしまったことは問題だと思います。
確かに、正確な情報を伝えることは重要ですね。虫歯についての誤った説明は、視聴者に誤解を招く可能性があります。日本口腔衛生学会の指摘も考慮しながら、正確な情報を提供することが求められます。 ご指摘いただき、ありがとうございました。もしさらなる質問や疑問があればお気軽にお聞きくださいね。😊
ミュータンスレンサ球菌以外の原因菌も知りたいです。
むし歯の原因は、主に「ミュータンス菌」（正式名称：ストレプトコッカス ミュータンス）です。ミュータンス菌は歯の表面についた歯垢（プラーク）に棲みつき、糖を栄養にして酸を出す特性があります。この酸が歯のカルシウムを溶かし、やがて穴があいてしまうむし歯の原因となります。他にもむし歯の原因となる細菌が存在しますが、ミュータンス菌が最も代表的です。
ミュータンスレンサ球菌以外の原因菌も知りたいです。
むし歯の原因は、主に「ミュータンス菌」（正式名称：ストレプトコッカス ミュータンス）です。ミュータンス菌は約1μm（1/1000mm）の球状の菌で、歯垢（プラーク）となって歯の表面に付着し、糖質から酸を作り出します。この酸が歯の成分であるカルシウムやリンを溶かして歯をもろく、スカスカにしてしまいます。他にもむし歯の原因となる細菌が存在しますが、ミュータンス菌が最も代表的です。 むし歯の予防には、適切な歯磨きやバランスの良い食事が大切です。