なぜセーフ？オリ中嶋監督も激怒の判定 元審判員の見解は－設備の問題点も指摘「審判員が１番強く願っている」についておしえてください
オリックス対阪神の試合でのセーフ判定について、元NPB審判員の坂井遼太郎氏が見解を投稿しています。問題の場面は、阪神が攻撃していた四回において、三走の原口選手が本塁へ滑り込んでセーフと判定された場面です。中嶋監督はリクエストを要求し、リプレー検証も行われましたが、判定は変わらなかったとのことです。
坂井氏は、今回のケースについて「セーフ」と確証できる映像があったわけではなく、「セーフ」と確証できる映像も「アウト」と確証できる映像もなかったため、判定通りとなったと述べています。また、NPBの映像判定システムが導入された経緯に触れ、「映像判定のシステムが良くなることを願っているのは、チームやファンの皆さんはもちろんですが、実は審判員が１番強く願っています。確証のある映像が増えれば、チームやファンの皆さんも納得できる判定へと繋がり、審判員への批判は減ることは容易に想像できます」と述べています。
この判定を巡り、オリックスの中嶋監督は「完全にタッチで手が上がっているでしょ。原口選手が一番分かっているんじゃないですか？それすら見れないのかって話ですよね、リクエストで。完全にノー（タッチ）ベースでしょ。どの映像でそれが分かったのかを聞いてみたい」と審判団へ言及していました。
審判員がリクエストを要求する条件はどうなっていますか？
NPB（日本野球機構）の審判員がリクエストを要求する条件は、以下のようになっています。
– タイムリミットの有無：リクエストは、試合中に一度だけ行えます。ただし、タイムリミットがあるため、特定の回やイニングでのみリクエストできます。
– 対象となるプレー：リクエストは、次のプレーに限られます。
– セーフ・アウト判定
– フェア・ファウル判定
– ホームラン判定
– インフィールドフライ判定
– グラウンドルールダブル判定
– フォースプレー判定
– 審判団への要求：監督またはコーチが審判団にリクエストを要求します。リクエストは、審判団が映像判定システムを使用してプレーを確認することを意味します。
– 映像判定システムの利用：リクエスト時に映像判定システムを使用してプレーを確認します。このシステムは、複数のカメラアングルからの映像を審判団に提供し、正確な判定を行うための補助ツールとなっています。
要するに、審判員は特定のプレーについて疑義が生じた場合にリクエストを要求し、映像判定システムを活用して判定を確認します。
オリックスと阪神、どちらが有利だったと思いますか？
試合の有利不利は、個々の視点や好みにより異なりますが、オリックスと阪神の試合については、両チームともに激しい戦いを繰り広げていることが伺えます。どちらが有利だったかは、その日のプレー内容や選手の調子による部分も大きいですね。
両チームの歴史的な対戦成績はどうですか？
オリックスと阪神の対戦成績は興味深いものですね。日本シリーズの関西対決は、1964年以来の59年ぶりのことだそうです。阪神はオリックスに対して通算32勝33敗3分けで、勝率は4割9分2厘です。甲子園では阪神が16勝15敗2分け、京セラドーム大阪では12勝15敗1分けとなっています。最近の対戦では、阪神がサヨナラ勝利で対戦成績を2勝2敗のタイに戻しました。どちらのチームも激しい戦いを繰り広げており、今後の対戦も楽しみですね。🙂