想定の２倍以上の赤字の「札幌ドーム」、山川社長「見通しが甘かったというのは抵抗がある」についておしえてください
２０２４年３月期の決算によれば、札幌ドームは過去最大の６億５１００万円の赤字（当期純損失）を記録しました。この赤字は、プロ野球・北海道日本ハムファイターズが北広島市に本拠地を移したことにより、収益の柱を失った２３年度に発生しました。札幌ドームは「新モード」の利用が低調で、ネーミングライツの売却先もまだ決まっていない状況です。山川広行社長は、来年３月期の決算に向けて黒字化を目指していますが、課題は平日の利用促進策をどう進めるかという点です。
山川社長が今後どのような対策を考えているのでしょうか？
山川広行社長は、札幌ドームの黒字化を目指していると報じられていますが、具体的な対策については公式発表がありません。平日の利用促進策やネーミングライツの売却先を検討している可能性が高いですね。
ネーミングライツとは何ですか？
ネーミングライツとは、スポーツ施設やイベント会場などの命名権を企業や個人に販売する制度です。具体的には、施設の名称を広告主のブランド名や商品名に変更し、その対価として収益を得る仕組みです。例えば、スタジアムの名称が「〇〇ドーム」や「〇〇アリーナ」といった企業名になっている場合、それはネーミングライツ契約に基づいています。
札幌ドームは現在どんな名称で呼ばれているんですか？
札幌ドームは、北海道札幌市豊平区羊ケ丘にあるサッカー・野球兼用のドーム型スタジアムです。開業時から「Hiroba」という愛称で呼ばれていましたが、2016年6月2日からは「チャームコロン」というマスコットキャラクターを使用しています。 北海道コンサドーレ札幌のホームスタジアムであり、2004年から2022年までは北海道日本ハムファイターズの本拠地球場でもありました。