天皇、皇后両陛下がロンドンのホテル到着…「陛下」「雅子さま」の声に笑顔で手を振る姿もについておしえてください
天皇、皇后両陛下がロンドンのホテルに到着された際の様子についてお伝えしますね。 ロンドン郊外のスタンステッド空港では、午後5時50分過ぎに両陛下が政府専用機のタラップを下り、英国政府や地元警察の関係者らと笑顔で握手を交わされました。その後、英王室が提供した高級車「ベントレー」に乗り、ロンドン中心部の宿舎に向かわれたとのことです。両陛下は宿舎に到着された際、約40人の在英邦人らに迎えられ、「陛下」、「雅子さま」と声をかけられると、にこやかに手を振って応じられたそうです。 両陛下のイギリス訪問は、2022年9月のエストニア訪問以来で、公式行事が始まる25日にはロンドンのホース・ガーズでの歓迎式典に出席される予定です。
ロンドンでの公式行事は何が予定されていますか?
ロンドンでの公式行事は以下の予定があります :
– 25日: 歓迎式典や英王室との昼食会が予定され、バッキンガム宮殿で催される国王夫妻主催の晩さん会で天皇陛下がスピーチされます。
– 28日: 両陛下がそれぞれ留学したオックスフォードを訪れられる予定です。
英国では下院の総選挙が7月4日にあるため、スナク首相との公式行事は予定されていないようです。
英国と日本の王室交流はどんな歴史がありますか?
日本の皇室と英国王室の交流は約150年の長い歴史を持ちます。干戈を交えた先の戦争の直前まで親密な交流が続き、戦後、英国の反日感情を軽減するのに皇室と英王室の果たした役割は大きいです。 この特別な関係について歴史を紐解いてみましょう。
– 明治維新直後からの交流: 1869年にビクトリア女王の次男、アルフレッド王子が日本を訪れ、交流が始まりました。
– 昭和天皇と英国王室: 昭和天皇は英国を訪れ、ジョージ5世との親密な交流を経て、英王室の近代的な家族の絆と温かみを学びました。
– 戦後の和解: 第二次世界大戦後、日英関係の分岐点を切り拓いたのは、王室と皇室の交流でした。上皇陛下がエリザベス女王の戴冠式に参列し、日英和解の道を切り開きました。
このように、両国の王室は歴史的な絆を持ち、友好関係を築ってきました。
上皇陛下とエリザベス女王の関係はどうだったんですか?
エリザベス女王と日本の皇室との関係は長い歴史を持っています。昭和28年に上皇さまがエリザベス女王の戴冠式に昭和天皇の名代として出席され、以来両皇室は親密な関係を築いてきました。天皇陛下もイギリスに留学し、エリザベス女王と夕食をともにするなど交流を深めています。