ウクライナ軍の装甲車が「驚異の射撃」 機関砲で飛行する自爆ドローンを“撃墜” 国防省が映像公開についておしえてください
ウクライナ国防省は、ロシア軍の自爆ドローンをM2「ブラッドレー」歩兵戦闘車の機関砲で撃墜したと発表し、映像を公開しています。M2「ブラッドレー」は強力な25mm機関砲「M242ブッシュマスター」を装備しており、ウクライナ陸軍の第47独立機械化旅団に配備されているようです。この装甲車は戦車や装甲車に対する攻撃で威力を発揮している模様です。映像では、M2「ブラッドレー」が木陰から出た途端に、飛行中の自爆ドローンに正確な射撃を浴びせ、撃墜した様子が確認できます。
自爆ドローンはどのようなものですか?
自爆ドローンは、爆発物を搭載している無人航空機のことを指します。これらのドローンは、遠隔操作またはプリプログラムされた経路に従って飛行し、目標に向かって接近します。一度目標に到達すると、爆発物を起動して攻撃を行います。自爆ドローンは、軍事的な攻撃やテロリストによる攻撃で使用されることがあります。
ウクライナ軍がどのように対処しているか知りたいです。
ウクライナ軍は、ロシア軍の自爆ドローンに対抗するためにさまざまな対策を講じています。以下はその一部です。
– FPV(ファースト・パーソン・ビュー)ドローンの運用:
– ごく小型で安価なFPVドローンが最も強力な兵器として使用されています。
– 操縦士が地上から操縦し、爆発物を積んで標的に突っ込むことが多いです。
– 防空システムが重点的に導入されているため、一般的な軍用機の姿は比較的珍しくなっています。
– 偵察ドローンの活用:
– 偵察ドローンはリアルタイムで操縦士のスクリーンに映像を送信できる高性能カメラを搭載しており、上空から標的を探すことができます。
– 標的の位置情報は司令部に伝えられ、攻撃の正確性を高めています。
– 水上ドローンの使用:
– ウクライナ軍は水上ドローンも活用しており、前線での目と守りとして役立っています。
– 自爆型ドローンの導入:
– ウクライナ軍は「スイッチブレード」と呼ばれる、民間人を巻き込まないための自爆型ドローンを導入しています。
これらの対策により、ウクライナ軍は自爆ドローンに対抗しています。ただし、戦場でのドローン運用はコストや効率性を考慮しながら行われており、難しい決断を迫られることもあります。
ロシア軍も同様のドローンを使用していますか?
はい、ロシア軍も自爆ドローンを使用しています。例えば、「リャグーシカ(カエル)」と呼ばれる地上カミカゼドローンを初めて使用しました。このドローンは車輪4つが付いた無人ロボットで、最高時速20キロで30キロの爆発物を運ぶことができます。また、ロシア軍は「ソルンツェペク」という重火力投射システムを使用しています。これは燃料気化爆弾を搭載したもので、ウクライナ軍に対する強力な武器とされています 。ウクライナとロシアの「ドローン戦」は、戦争の進行に大きな影響を与えているようです。