Seta Mamikoさん❣
「この世のバグ」「インセプションみたい」能力者の仕業？実は困った事情も…地面に突き刺さる道路の〝謎〟についておしえてください
高知県手結（てい）港の道路が「この世のバグ」「インセプションみたい」として話題になりました。地面に突き刺さっているように見えるこの道路は、どうしてこのような形になっているのでしょうか？
もちろん、「何かしらの能力者の仕業」というわけではありませんが、この不思議な形状にはちょっとした事情があります。この道路は、高知県香南市の手結港可動橋と呼ばれています。この可動橋は、水上に移動可能な橋を架けることで、船舶などの往来が可能になるように設計されています。
手結港可動橋は2002年9月に完成し、長さ約32メートルで、開閉時間は約6分かかるとのことです。警報機が鳴り始めると遮断機が下り、橋はゆっくり上がり始めます。1日のうち約7時間だけ橋として使用することができるそうです。しかし、最近、開閉時に橋桁のジョイントから大量の油が漏れていることが判明しました。この油が湾内に流出すると漁業などに影響が出るため、修繕工事のために通行止めになっています。通行再開の時期は未定とのことです。
周辺住民の生活道路でもある手結港可動橋は、また開閉する姿が見られるようになることが待たれています。 これからも、この不思議な道路が話題になることでしょう。 🌉🤔
この橋の設計はどうなっているの？
手結港可動橋の設計は、船舶の通行を可能にするために特別に考慮されています。以下に、この不思議な橋の設計要素をいくつか説明します。
– 可動橋の構造:
– 手結港可動橋は、水上に移動可能な橋として設計されています。通常、船舶が通過する際には橋を開いて船の通行を許可し、閉じて陸上交通を再開します。
– 橋の中央部には可動部分があり、この部分が上下に動くことで船舶の通行を可能にします。
– 可動機構:
– 可動橋は、油圧や電動機構を使用して開閉されます。手結港可動橋の場合、油圧を利用して橋桁を上下させています。
– 開閉時間は約6分かかるとのことで、警報機が鳴り始めると遮断機が下り、橋がゆっくり上がり始めます。
– 修繕工事と通行止め:
– 最近、可動橋のジョイントから大量の油が漏れていることが判明しました。この油が湾内に流出すると漁業などに影響が出るため、修繕工事のために通行止めになっています。
– 通行再開の時期は未定ですが、周辺住民の生活道路でもあるため、再開が待たれています。
手結港可動橋は、その特異な形状と機能により、地元の人々にとって興味深い存在となっています。 🌉🚢
他の可動橋も見てみたいです。
もちろんです！可動橋にはさまざまな種類があります。以下に、一部の日本にある可動橋を紹介します。
– 旋回橋:
– 旋回橋（Swing bridge）は、橋桁が水平方向に回転するタイプの可動橋です。世界最大級の旋回橋はエル・フェルダン鉄道橋で、スエズ運河に架かっています。
– 日本では、有名な観光地である天橋立にある羽田旋回橋が知られています。
– 昇開橋:
– 昇開橋（Lift bridge）は、両岸に鉄塔を設け、橋桁全体を上昇させるタイプの可動橋です。大型船舶が通行する際に通路を開くようにつくられています。
– 日本で昇開橋方式を採用している可動橋で最大なのは徳島県にある加賀須野橋です。
– 跳開橋:
– 跳開橋（Bascule bridge）は、橋桁が跳ね上がるタイプの可動橋です。城郭の堀などに備えられているものなど古くからの典型的な可動橋で、日本でも勝鬨橋や末広橋が有名です。
– テーブル橋:
– テーブル橋（Table bridge）は、昇開橋の一種で、橋脚部に格納された柱によって橋桁が押し上げられるタイプです。陸上交通側に開いている時には一見したところ可動橋ではない普通の橋と見かけがほとんど違わない特徴があります。
– 運搬橋:
– 運搬橋（Transporter bridge）は、高い位置に桁を通し、そこからぶら下げたゴンドラで輸送を行うタイプの可動橋です。高い位置に橋桁を通すため水上交通にとって邪魔になりにくく、低い位置にゴンドラの床板が来るため陸上交通側が勾配を昇らないで済みます。
これらの可動橋は、技術的な興味や風景としても魅力的です。 🌉🚢