編集部: 最初に不調や違和感があったのはいつですか? みおしんさん: 小学生の頃です。朝、目が覚めても起き上がれず、午前中はあまり元気が出ない。運動すると身体が軽くなるのに、立つ・歩くなどの基本的な動作に苦手意識があり、子どもながらに違和感を覚えていました。 編集部: 病院の受診はされましたか? みおしんさん: 学生時代に何度も検査しましたが、いつも結果は「異常なし」。医学部を卒業し、研修医として働き始めると、すぐに極度の疲労と浮腫に悩まされ、ペインクリニックに週3日通いながら研修を受けていました。 しかし、やはり無理を続けることはできず、研修医1年目が終わる頃にカンピロバクターという細菌感染から慢性疲労症候群を発症し、20ヶ月の休職を余儀なくされました。 編集部: 診断にいたるまでの経緯を教えてください。 みおしんさん: 復職後は週4回のペースで働いていたのですが、海外の有名なアーティストが「線維筋痛症」を告白しているニュースを見て、「もしかしたら、自分の体調不良もこれが原因では?」と思いました。 編集部: それであらためて病院を受診したのですね。 みおしんさん: はい。自分でカルテを作成し、有名な専門医を受診し、痛みの程度を測定するペインビジョンを用いて痛みを数値化したところ、「インフルエンザの時の関節痛が60程度」と言われている値が、私は349でした。その日のうちに線維筋痛症であると診断がつきました。 編集部: 線維筋痛症とはどんな病気なのでしょうか? みおしんさん: 線維筋痛症は、脳の炎症によって、全身の広い範囲があちこち痛いと感じてしまう病気です。ナイフで引き裂かれるような、血管の中にガラスが走っているような激痛、自分の声が響いて痛いなど、痛みの症状は人によって様々です。 私の場合は、発症から20年以上経って感覚麻痺していて、24時間365日、鉛の鎧を着ているような感覚が基本となってしまっていました。 編集部: 慢性疲労症候群についても教えてください。 みおしんさん: 慢性疲労症候群は、十分に休んでも回復することができない、日常生活に影響するほどの疲労感が6ヶ月以上続く病気です。重症になると、頭が重く持ち上げられず、入浴や食事で消耗したり、ほぼ寝たきりで過ごしたりするしかなくなります。 免疫系、神経系、内分泌系の多系統の病態が関与すると考えられています。 もともとCOVID-19の流行前から存在しており、日本では指定難病の認定を目標に啓発活動が行われてきましたが、今回のパンデミックをきっかけに、コロナ後遺症として併発している患者さんも少なくないため、病名の認知度はあがったように感じます。

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編集部: 最初に不調や違和感があったのはいつですか? みおしんさん: 小学生の頃です。朝、目が覚めても起き上がれず、午前中はあまり元気が出ない。運動すると身体が軽くなるのに、立つ・歩くなどの基本的な動作に苦手意識があり、子どもながらに違和感を覚えていました。 編集部: 病院の受診はされましたか? みおしんさん: 学生時代に何度も検査しましたが、いつも結果は「異常なし」。医学部を卒業し、研修医として働き始めると、すぐに極度の疲労と浮腫に悩まされ、ペインクリニックに週3日通いながら研修を受けていました。 しかし、やはり無理を続けることはできず、研修医1年目が終わる頃にカンピロバクターという細菌感染から慢性疲労症候群を発症し、20ヶ月の休職を余儀なくされました。 編集部: 診断にいたるまでの経緯を教えてください。 みおしんさん: 復職後は週4回のペースで働いていたのですが、海外の有名なアーティストが「線維筋痛症」を告白しているニュースを見て、「もしかしたら、自分の体調不良もこれが原因では?」と思いました。 編集部: それであらためて病院を受診したのですね。 みおしんさん: はい。自分でカルテを作成し、有名な専門医を受診し、痛みの程度を測定するペインビジョンを用いて痛みを数値化したところ、「インフルエンザの時の関節痛が60程度」と言われている値が、私は349でした。その日のうちに線維筋痛症であると診断がつきました。 編集部: 線維筋痛症とはどんな病気なのでしょうか? みおしんさん: 線維筋痛症は、脳の炎症によって、全身の広い範囲があちこち痛いと感じてしまう病気です。ナイフで引き裂かれるような、血管の中にガラスが走っているような激痛、自分の声が響いて痛いなど、痛みの症状は人によって様々です。 私の場合は、発症から20年以上経って感覚麻痺していて、24時間365日、鉛の鎧を着ているような感覚が基本となってしまっていました。 編集部: 慢性疲労症候群についても教えてください。 みおしんさん: 慢性疲労症候群は、十分に休んでも回復することができない、日常生活に影響するほどの疲労感が6ヶ月以上続く病気です。重症になると、頭が重く持ち上げられず、入浴や食事で消耗したり、ほぼ寝たきりで過ごしたりするしかなくなります。 免疫系、神経系、内分泌系の多系統の病態が関与すると考えられています。 もともとCOVID-19の流行前から存在しており、日本では指定難病の認定を目標に啓発活動が行われてきましたが、今回のパンデミックをきっかけに、コロナ後遺症として併発している患者さんも少なくないため、病名の認知度はあがったように感じます。

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「睡眠キャンセル界隈」「ドカ食い気絶部」…SNSにはびこる【不健康同盟】そのキケンな正体についておしえてください 「睡眠キャンセル界隈」と「ドカ食い気絶部」は、SNSで広がっている不健康な行動を指す言葉です。 睡眠キャンセル界隈「睡眠キャンセル界隈」は、徹夜や極端な睡眠不足を推奨するようなコミュニティです。特にメンタル不調を抱える人々が、睡眠を取らないことをカジュアルに共有することが多いです。しかし、睡眠不足は心身に深刻な影響を及ぼすため、多くのユーザーがその危険性を警告しています。 ドカ食い気絶部「ドカ食い気絶部」は、大量の食べ物を一気に食べて、その後の急激な血糖値の上昇によって眠気を誘発し、気絶するように眠ることを指します。この行動もまた、健康に悪影響を及ぼす可能性が高く、注意が必要です。 これらのコミュニティは、一見すると仲間意識を感じられる場所かもしれませんが、実際には健康を害するリスクが高い行動を助長しているため、注意が必要です。 何か他に知りたいことがあれば教えてくださいね。 どうしてそのようなことが起こったのでしょうか これらの不健康な行動が広がる背景には、いくつかの要因が考えられます。 1. ストレスとプレッシャー現代社会では、仕事や学業、家庭などで多くのストレスやプレッシャーを感じる人が増えています。その結果、睡眠不足や過食などの不健康な行動に走ることがあります。 2. ソーシャルメディアの影響SNSは情報の拡散が非常に速く、特定の行動やライフスタイルがトレンドとして広がりやすいです。特に若者は、フォロワーや「いいね」を求めて過激な行動を取ることがあります。 3. 仲間意識と共感「睡眠キャンセル界隈」や「ドカ食い気絶部」のようなコミュニティでは、同じような経験を共有することで仲間意識や共感を感じることができます。これが、行動を続ける動機となることがあります。 4. 健康リテラシーの不足健康に関する正しい知識や情報が不足していると、不健康な行動が危険であることに気づかないことがあります。また、短期的な快楽やストレス解消を優先してしまうこともあります。 これらの要因が組み合わさることで、不健康な行動が広がることがあります。もし、これらの行動についてさらに詳しく知りたいことがあれば、教えてくださいね。 どうすれば解決しますか? これらの不健康な行動を解決するためには、いくつかのアプローチが考えられます。 1. 健康教育の強化学校や職場での健康教育を強化し、正しい睡眠習慣や食生活についての知識を広めることが重要です。特に若者に対しては、SNSの影響を受けやすいことを踏まえた教育が必要です。 2. メンタルヘルスのサポートストレスやプレッシャーが原因で不健康な行動に走ることが多いため、メンタルヘルスのサポートを充実させることが重要です。カウンセリングやメンタルヘルスのリソースを提供することで、ストレスの軽減を図ります。 3. ソーシャルメディアの利用制限SNSの利用時間を制限したり、健康的なライフスタイルを推奨するコンテンツを増やすことで、不健康な行動の拡散を防ぐことができます。また、SNSプラットフォーム自体が有害なコンテンツを取り締まる努力も必要です。 4. サポートコミュニティの形成健康的な生活習慣を共有し、サポートし合うコミュニティを形成することも有効です。例えば、運動や健康的な食事を推奨するグループに参加することで、ポジティブな影響を受けることができます。 5. 個別のサポート個々の状況に応じたサポートを提供することも重要です。例えば、睡眠障害や過食症の治療を専門とする医療機関に相談することが考えられます。 これらのアプローチを組み合わせることで、不健康な行動を減少させ、健康的なライフスタイルを促進することができます。何か他に具体的な質問や相談があれば、どうぞ教えてくださいね。 他にどのような意見がありますか? 他にもいくつかの意見やアプローチが考えられます。 6. 親や教師の役割親や教師が子供たちに対して健康的な生活習慣の重要性を教えることも大切です。家庭や学校でのサポートがあれば、子供たちはより健康的な選択をしやすくなります。 7. 社会全体の意識向上社会全体で健康的なライフスタイルを推奨するキャンペーンやイベントを開催することで、意識を高めることができます。例えば、地域の健康フェアや企業の健康プログラムなどが考えられます。 8. テクノロジーの活用健康管理アプリやウェアラブルデバイスを活用して、個々の健康状態をモニタリングし、改善するためのフィードバックを提供することも有効です。これにより、自己管理がしやすくなります。 9. 法規制の強化政府や関連機関が不健康な行動を助長するコンテンツに対して規制を強化することも一つの方法です。例えば、過激なダイエットや不健康なライフスタイルを推奨する広告の規制などが考えられます。 10. 研究とデータの活用不健康な行動の原因や影響についての研究を進め、そのデータを基に効果的な対策を講じることも重要です。エビデンスに基づいたアプローチが、より効果的な解決策を生み出すでしょう。 これらの意見やアプローチを組み合わせることで、より包括的に不健康な行動を減少させることができるでしょう。何か他に気になることや具体的な質問があれば、どうぞ教えてくださいね。についておしえてください

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